醤油物語12 移民のもとへ

1868年元号が明治になりました。徳川政権を武力で倒した薩長政権は153人の日本人をハワイへ移民させます。海外への移民政策の始まりです。これは増え続ける人口を抑制し、外貨を獲得することを目的としました。アメリカ本土が移民先になり、やがて南米や南洋諸島への移民政策も始まりました。これにより在外日本人へ醤油が輸出されていきます。しかし、軍部の政権独占によりアジアへの侵略が拡大すると輸出が困難になり、ハワイの真珠湾奇襲後は途絶しました。敗戦後、キッコーマン醬油が横浜港から最初に輸出されたのは1949年でした。戦後の醤油輸出は在外日本人向けではなく、現地の人々の食卓へ醤油を普及させることを目的としました。1957年キッコーマンはサンフランシスコに販売拠点を設け、1973年にウィスコンシン州に工場を建設、現地生産を開始しました

No.1736

4月2日調理の海老炒飯と肉野菜炒め(食堂のおすすめ料理です)

1565 days until the end of the first phase

佐々木食堂

食の安全と 安心を通して 健康寿命を 伸ばしましょう

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