醤油物語6 日明貿易

武士の争乱が一段落した14世紀、足利氏が幕府を開きます。京では醤作りが衰退し、戦場でも持ち歩ける固形のみそが調味料の主流になりました。1568年「多聞院日記」に醤油の表記が登場します。原料の配合から現在のしょうゆやたまりに近い「唐ミソ」「唐ミソ汁」と表記されたものもありました。1597年「易林本節用集」に醤油が記載されました。液状調味料として定着し始めたと推測されます。この頃の書物に醤油がひんぱんに登場するのは、当時の明王朝との貿易が関係します。多くの貨幣や書物がもたらされる中に醤油が含まれていたのでしょう。日明貿易航路があった瀬戸内海沿岸に醤油産地が分布しているのもこれらとの関連がうかがえます

5月12日(日)は都合により臨時休業させていただきます

No.1729

3月24日特別コースのデザート

1572 days until the end of the first phase

佐々木食堂

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