醤油物語4 しやうゆ
日本では15世紀の『文明本節用集』(ぶんめいぼんせつようしゅう)に「漿醤」に「シヤウユ」という読み方で登場します。100年後、『多聞院日記』に醤油という表記が見られます。同じ時期の『鹿苑日録』には漿油に「シヤウユ」とフリガナがついています。油は漢音でユウ。シヤウユウと発音されていたかもしれません。また正油は当て字です。調味料を使う順番をサシスセソで表す時はセ。これは許容仮名遣いの「セウユ」からですが「シヤウユウ」が歴史的仮名遣いとしては正しいです。吸い物の下地に使われることから「したじ」という別名があります。「むらさき」という別名には諸説あります。中華料理の調理法で上漿(シャン・ジャン)は下処理のこと。食材に味付けをする時に漿は使われます
5月9日(木)は定休日です
No.1726
3月19日調理の蒸し餃子
1575 days until the end of the first phase
0コメント