醤油物語1 ひしお

和食に欠かせない醤油。調理中のみならず、完成した料理にもつけたり、たらしたりして使う日本人の味覚に合う調味料です。もとは中国で作られた醬(じゃん)。醤の表記は簡易慣用字体ですがこちらが一般的です。中華料理の醬は3種類。もっとも古いのが動物性たんぱく質の醢(カイ)で肉醤や魚醤があります。2つ目が大豆や小麦を発酵させた醤。3つ目が果醤(ジャム類)、番茄醤(トマトケチャップなど)、蛋黄醤(マヨネーズなど)など発酵させず、粘りのあるものです。日本に伝わり醤は「ひしお」と呼ばれました。現在、ひしおといえば、食品を麹と食塩によって発酵させて製造した調味料または食品のことです。魚を原料とした醤は古代ローマにもありガルムと呼ばれていました。古代中国の周王朝には醢人(かいじん)という役職があり肉醤を作っていたと言われています

5月6日(月:振替休日)は通常営業です

No.1723

3月18日調理の肉野菜炒めとエビ炒飯

1578 days until the end of the first phase

佐々木食堂

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