塩物語13 イオン膜

1972年に水分を蒸発・除去する製塩方法から海水中の塩分を集めるイオン膜が導入されます。それまでの製塩法は次々にイオン膜方式に切り替えられました。海水中では塩がナトリウムイオンと塩化物イオンに分かれて存在しています。海水の中に電極を入れます。その手前に陽イオンを通す陽イオン膜と陰イオンを通す陰イオン膜を置きます。電気を流すとプラスの電気を帯びたナトリウムイオンはマイナス極へ、マイナスの電気を帯びた塩化物イオンはプラス極へ移動します。ところがその手前にそれぞれを遮断するイオン膜があるのでイオン膜の間にかん水ができあがります。これを立釜に移して煮詰めて塩を析出します。天候に左右されることがなく、土地生産性や労働生産背に優れ、現在の塩生産に貢献しています

No.1721

3月16日調理の出汁巻き玉子(裏メニューですが予約は不要です)

1580 days until the end of the first phase

佐々木食堂

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