塩物語11 入浜式塩田
江戸時代初期17世紀後半になると瀬戸内海地方を中心に新しく入浜式塩田が考えられ普及します。揚浜式が人力で海水を汲み上げるのに対して、入浜式は潮の干満を利用して海水を引き入れました。塩はかん水を作ってそこから塩を析出することで得られます。まずかん水を作るために入浜式塩田が普及しました。遠浅の海岸に大きな堤防を作り満潮時と干潮時の水位の中間に塩田を作ります。そこに海水を導き日光と風で水分を蒸発させ砂に塩分を付着させかん水を作りました。この方法は昭和30年代20世紀半ばまで300年近く採用され続けました。かん水を煮詰める窯は明治時代になってから改良が進み、結晶釜と余熱釜のセット(平窯)が開発され長く使われました
5月2日(木)は定休日です
No.1719
3月16日調理の麻婆豆腐(予約必要)
1582 days until the end of the first phase
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