塩物語10 揚浜式塩田
鎌倉時代末期14世紀になると製塩用の専門の浜を作る塩浜法が確立していきます。海水の補給方法によって入浜式と揚浜式に分かれます。揚浜式塩田はかん水(濃厚な塩水)を得るために作ります。海面より高い場所を粘土で固め砂を敷きます。そこに汲み上げた海水を均一に撒きます。日光と風で水分が蒸発し砂に塩が付着。乾いた砂を沼井(ぬい)に集めて海水で洗ってかん水を作ります。かん水は土釜・あじろ釜・石釜などの塩釜で煮詰めて製塩しました。塩田で海水を空高く翼を広げるように撒く技の習得は長い時間がかかったことでしょう。天候が悪い日と冬場はできなかったそうです
5月1日(水)は定休日
No.1718
3月16日調理の蒸し餃子
1583 days until the end of the first phase
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