塩物語6 サル
古代ローマでは領土を広げると支配地に製塩所を作り、その周辺に都市を築きます。それらを結ぶ塩の道は各地へ広がりました。ローマ帝国では塩は誰にとっても必要なものという考え方が浸透していて権力者が独占せず、多くの人々へ行きわたらせました。庶民の食卓に食塩がありました。ラテン語で塩は「サル」。兵士に塩を給料として払っていたので給料は「サラリー」、兵士は「ソルジャー」。どちらも「サル」が語源と言われています。野菜の臭みを消すために塩を振りかけていた行いを「サラダ」と呼びました。食事だけでなく保存料としても使われました。ハムやソーセージなど豚肉の加工品に使われ、オリーブの実の塩漬け、塩水による野菜の保存も行われていました
No.1713
3月11日調理の海老炒飯とエビチリ
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