塩物語3専売

人は塩分が不足すると生命が危険になるので昔から塩は政治的にも経済的にも重要な扱いを受けていました。世界各地に海岸や塩湖から塩を運ぶ道が整備されています。これらを扱う商人は大きな利益を上げました。ロシア帝国の大豪商ストロガノフ家は塩商人から始まりました。1930年インドではマハトマ・ガンジーがイギリス帝国の塩専売に抗議する塩の行進運動を行い独立運動の転機となりました。日本では租庸調の時代から庸税として塩が徴収されていました。江戸時代になると財政基盤の安定化を目指して多くの藩が塩を専売制にしました。赤穂藩が有名です。潮の干満差を利用する入浜式塩田製法だったので瀬戸内地方が適していました。アイヌ民族は和人との交易で塩を得ています。明治時代、帝国政府はロシアとの戦費確保のために塩に税金をかけようとしましたが多くの人たちに反対され専売制を提案。1905年大蔵省専売局が設置され、たばこと樟脳とともに塩の専売制が始まりました

4月22日(月)は昼のみの営業です

No.1709

3月10日調理のテイクアウト海老炒飯

1592 days until the end of the first phase

佐々木食堂

食の安全と 安心を通して 健康寿命を 伸ばしましょう

0コメント

  • 1000 / 1000