箸の歴史8
昭和に入ると全国的にちゃぶ台が普及します。西日本は卓袱台、東日本は飯台。戦後、学校給食が始まります。1952年、パンとミルクの給食が全国的に広がります。1960年にダイニングテーブルが登場し、ちゃぶ台が減少。1970年、先割れスプーンが給食に使われ始めます。しかし、具材をスプーンに乗せて食べるため器を持たずに器の縁に口をつける子どもが増え「見苦しい」という声が上がりました。さらに「箸の使い方を覚えないのは先割れスプーンのせいだ」という非難を浴び、1977年に学校給食での使用が禁止されました。私はこの7年間を小学校で過ごしたので、ちょうど先割れスプーン全盛期を体験しました。禁止になった理由はどちらもいわれのないものだったと実感しています。1976年にごはんが給食に初登場。東京の深沢小学校で初めて箸を使った給食が始まりました。当初は年間5万本の割り箸が配布されました。これらは使い捨てだったので、その後、家から箸を持参するように変更。これは衛生面での協力が家庭から得られず中止になります。1978年、福井県小浜市が箸の生産量日本一になりました
4月2日(火)は昼のみの営業です
No.1689
3月1日。キタアカリの種芋を半分にカットして切断面に腐敗を防止するシリカを塗って一日乾燥させています
1612 days until the end of the first phase
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