春の彼岸

ことしの春の彼岸はきょうから始まります。中日が20日で23日が明けです。彼岸のお墓参りは普段着で大丈夫。仏教の教えでは彼岸とは極楽浄土のことです。古代インド語のサンスクリット語ではパーラミター(波羅密多)が中国に渡り至彼岸と訳され、日本に伝わり彼岸となりました。彼岸の時期、インドの僧侶は六波羅蜜と呼ばれる修行をします。布施(ふせ)、持戒(じかい)、忍辱(にんにく)、精進(しょうじん)、禅定(ぜんじょう)、智慧(ちえ)。極楽浄土は真西にあり、私たちが生きる此岸(しがん)は真東にあるので、太陽が真東から昇り真西に沈むとき両者がもっとも近くなると考えられました。六波羅蜜の一つ忍辱は悲しみや怒りにとらわれず笑顔で明るく過ごす教えです。お墓に花を供えるのはやがて枯れてしまうことを思い、命には限りがあるので今に感謝して生きようという忍辱の教えからきています。だから造花では意味がありません

No.1673

2月12日。日光浴で発芽を促すキタアカリの種芋

1628 days until the end of the first phase

佐々木食堂

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