桃始笑8/72
きょうから七十二候は8番目の桃始笑(ももはじめてさく)が始まります。桃は兆しをもつ木と言われ桃の実を割って未来を占ったと言われています。2500年以上前に中国の黄河流域の歌謡を詩集としてまとめたのが詩経です。その中に桃夭(とうよう)という歌があります。若くみずみずしい結婚を前にした女性を桃にたとえたもの。旧暦3月に結婚式を行う風習があったので、咲き始めた桃の花と重なり、上巳の節句と習合し桃の節句となりました。笑と書いて「さく」と読ませています。花笑みという開花だけでなく、人がほほ笑む様子や花が咲いたような笑顔という意味もあります。長く寒い冬から春の訪れをみんなで待ち望んでいた象徴が桃の花だったのかもしれません
3月10日(日)は昼のみの営業です
No.1666
1月30日調理の肉野菜炒め
1635 days until the end of the first phase
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