日本の野菜2

国内の野菜生産は1980年代後半から減少し続けています。農業者の高齢化、労働力不足、漬物需要の減少が大きな理由です。1982年の1699万トンに対して2019年は1166万トン。31%も減少しました。大根、白菜、茄子、胡瓜がとくに減少しているのは漬物需要が減ったことと関係あります。大根と白菜は大きくて重たい野菜なので労働負担が大きく農業者の高齢化とともに扱いが減りました。ブロッコリーや小松菜は労働負担が少ないので反対に生産量が増加しています。輸入野菜は1980年代以降、年間300万トン程度で推移。加工・業務用の冷凍・乾燥野菜や缶詰などの加工品が輸入されています。1人あたりの消費量は1968年以降減少し続け2021年にはピーク時よりも3割も減少しました。家庭用の野菜はほぼ国産ですが、外食産業が使う加工・業務用野菜は7割が国産で3割は輸入ものです。その結果、野菜の自給率(重量ベース)は80%で推移しています

No.1665

1月30日調理の海老炒飯

1636 days until the end of the first phase

佐々木食堂

食の安全と 安心を通して 健康寿命を 伸ばしましょう

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