日本の野菜
農水省によると現在国内で生産されている野菜は約90品目あります。このうち自然薯、わさび、三つ葉など日本原産の野菜はとても少ないです。ふだん食べている野菜の多くはかつて中国大陸や欧米から持ち込まれました。大根、茄子、里芋、ネギ、胡瓜は縄文時代から平安時代に渡来。馬鈴薯、キャベツ、ほうれん草、トマトは江戸時代。人参、白菜、レタス、玉ねぎ、ピーマンは明治以降。時代劇の食卓でチェックすると面白いですよ。遣隋使と遣唐使は仏教とともにごぼう、ニラ、サヤエンドウ、ラッキョウを伝えました。戦国時代から江戸時代にかけては貿易によってセロリ、アスパラガス、南瓜、スイートコーン、サヤインゲン、パセリが伝わります。明治以降は帝国政府の政策によってカリフラワー、ブロッコリー、クレソンが輸入され普及しました。これら持ち込まれた野菜は長い時間をかけて日本の風土に合うように改良が重ねられました。試験場、農家、民間の育種家によって病気に強く味の良い品種が多く作られています
No.1664
1月29日調理の肉野菜炒め
1637 days until the end of the first phase
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