アニサキス

厚労省によると2017年から2022年の5年間で冬に多かった食中毒原因のトップはアニサキスでした。2位がノロウイルス(患者数はトップ)、3位がカンピロバクター、4位が自然毒、5位がウェルシュ菌の順に続きます。アニサキスは寄生虫。魚介類の保管や下処理の不備が原因になります。飲食店がもっとも発生件数が多く、家庭でも非加熱、または十分に加熱しない状態で魚介類を食べることで感染が見られます。サバ、アジ、カツオなどの赤身の魚に多く寄生しています。釣ってきた魚を自分でさばいて食べるケースでは注意が必要です。サンマ、イワシ、イカ、サケなどの内臓にも寄生しています。宿主が死亡すると内臓から筋肉へ移動します。そのため筋肉(赤身としての食用部分)を食することで感染します。アニサキスは人の体内で発育できず、胃壁や腸壁に穴をあけてしまいます。目視で除去、-20度で24時間冷凍、70度以上1分以上加熱すると予防できます

No.1650

1月26日の小雀農園。夜明け前の富士山、丹沢、満月

1651 days until the end of the first phase

佐々木食堂

食の安全と 安心を通して 健康寿命を 伸ばしましょう

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