冬の食中毒

細菌性食中毒は夏が多いです。これに対してウイルス性食中毒は冬が多くなります。これはウイルスが乾燥と低温を好むからです。全体の食中毒患者の半数以上がノロウイルス感染です。発生時期は11月から2月が多くなります。ノロウイルス食中毒は一回の感染で患者が多い(1件あたりの平均:36.2人)ことも特徴です。ノロウイルスは古くから存在していたので、これまでも人類は多く感染し、感染性胃腸炎を発生してきました。生ガキからの感染が多いですが、実際は感染者の下痢便と吐しゃ物による感染の方がはるかに上回ります。そのため保育園、幼稚園、小学校、高齢者施設、病院などで集団感染が起こりやすくなります。感染すると嘔吐や下痢が続きますが抗生物質は効きません。吐き気止めと整腸剤で症状を緩和しながら安静を保つしかありません。下痢止めはウイルスを体内に残してしまうので通常は使わない方がいいでしょう

2月20日(火)は昼のみの営業です

No.1647

1月21日にことし最後の大根を収穫

1654 days until the end of the first phase

佐々木食堂

食の安全と 安心を通して 健康寿命を 伸ばしましょう

0コメント

  • 1000 / 1000