非常時口腔の危険性

口腔はいつも多くの細菌が共存しあって、多くの病原体の感染を防いでいます。口の中が汚れると雑菌が増えます。一部の細菌はタンパク質を壊す酵素を出すので粘膜の防御機能を低下させます。この荒れた粘膜にインフルエンザや風邪のウイルスが付着して体内に入り感染症を引き起こします。避難所で運動不足になり、ショックから食欲が落ちると、咀嚼する力が低下します。よく噛まないで食べ物を喉に送るため誤嚥性肺炎になりやすくなります。歯磨き、歯ブラシ、水が不足し、口腔ケアが不十分になり歯周病が誘発されると、がんや他の病気になる可能性が高まります。いつ自分が日常を離れ見知らぬ人たちとエアコンのない避難所で集団生活を送るようになるか分かりません。最初の数日間は水も電気も食料もないかもしれません。そんな時こそ、口腔ケアは重要になります

No.1609

12月5日調理の蒸し餃子と肉野菜炒め

1692 days until the end of the first phase

佐々木食堂

食の安全と 安心を通して 健康寿命を 伸ばしましょう

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