綿柎開40/72
きのうから七十二候は40番目の綿柎開(わたのはなしべひらく)が始まりました。柎(はなしべ)とは花のガクのこと。ワタの実を包んでいたガクが開き始める時期になりました。熱帯から亜熱帯を中心に栽培される多年草です。寒さに弱いので日本では冬に枯れてしまいます。平安時代にインドから種が持ち込まれ安土桃山時代には栽培が始まったと言われています。ワタは種を守る役目があります。この綿毛を紡いで木綿の糸や布になります。木綿布は長く日本人の衣服の主材料でした。麻や絹は高価だったので綿布が普及しました。古くなった綿の服は何度も洗って使いました。古着を扱う店も多く、ボロボロになるまで使い尽くし、雑巾やはたきになるまで使い、最後はかまどの焚き付けにして灰にして自然に返したそうです
8月24日(木)は定休日
No.1467
7月21日調理の肉野菜炒めと蒸し餃子
1834 days until the end of the first phase
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