腐草為蛍26/72
昨日から七十二候は26番目の腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)が始まりました。江戸時代の始めまで光を放つものは熱をもち、ほぼ火を表しました。妖しく輝く蛍の光はとても不可思議な存在でした。梅雨に入る頃、田んぼの周囲の草が腐って光を放つと本気で信じられていたと思われます。日本ではゲンジボタルが6月ごろ、ヘイケボタルが7月ごろに光を放って舞います。世界的にはとても珍しい水生ホタルです。きれいな川にしか育たないホタルの幼虫の餌になるカワニナという巻貝。昨今では少しずつ全国各地でカワニナが育つ川の保護活動が活発になりホタルの観察会も開かれています。ホタルの発光は2015年にようやくメカニズムが明らかになったばかりです
No.1394
5月6日調理の蒸し餃子
1907 days until the end of the first phase
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