塩分
調理の世界では「少々」は親指と人差し指ではさむ程度(約0.6g)、「一つまみ」は親指と人差し指と中指ではさむ程度(約1g)。ひとが生きるために最低限必要な一日の食塩相当量は世界保健機構では約0.5g-1.3g、日本の食事摂取基準では約1.5gとされています。健康に必要な一日の量は日本では男性が7.5g以下、女性が6.5g以下(世界保健機構では5g以下を推奨)ですが、実際は2018年の調査では平均で男性が10.9g、女性が9.3g摂取しています。塩分が多いと高血圧の原因になります。高血圧は動脈硬化につながり、狭心症・心筋梗塞・心不全・脳梗塞・脳出血を発症します。梅干し1個に1.5g、インスタントラーメンに5.5g、ウインナー1本に0.4g、ちくわ1本に0.5g、かまぼこ2切れに1.0g、醤油大さじ一杯に2.6g、味噌大さじ一杯に2.2g含まれています。醤油やソースを好む方は料理に直接かけないで小皿に少量を注いで料理をつけて食べるだけで塩分を減らすことができます。多くの食材には塩分を排出するカリウムというミネラルを含んでいます。カリウムの多い食材を積極的に食べることも重要です
No.1379
4月30日。コース料理のお造り
1922 days until the end of the first phase
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