トマトケチャップ

奴隷商人だったコロンブスがアメリカ大陸に到達した15世紀後半以降、ヨーロッパから多くの移民が入植しました。先住民の95%から98%が移民によって持ち込まれた病原菌(天然痘、チフス、インフルエンザなど)によって死亡したと言われています。これにより文化的な崩壊と政治的混乱が起こり、ヨーロッパ諸国の征服が容易になりました。その時発見されたトマト。食べられることが分かったのは18世紀後半です。1795年の料理書に「トマトに塩をふって出てきた汁に香辛料を加えて煮る」レシピが紹介されています。トマトは保存性が低かったので加熱して瓶詰めすることで大陸全土に一気に普及しました。19世紀の半ばにはどの家庭にもトマトケチャップの作り置きが用意されていました。湯むきをして焦げ付かないように煮詰めるトマトケチャップ作りは大変というキャッチフレーズでハインツ社が1876年に瓶詰め商品を販売すると大ヒット。酢と砂糖を大量に加えて保存性を高めた味つけがトマトケチャップの代名詞になりました。日本での製造販売は世紀をまたぐ時間がかかります

3月9日(木)は定休日

No.1299

2月11日より限定販売のレモンスカッシュ

2003 days until the end of the first phase

佐々木食堂

食の安全と 安心を通して 健康寿命を 伸ばしましょう

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