楊枝
奈良時代に仏教の伝来とともに楊枝が日本に伝わります。僧侶が住む家で歯間の食べかすを除去するために使われました。やがて僧侶がかかわりを持った貴族たちにも広がります。口腔ケアはとても重要でした。楊柳の枝を叩いて房のようにしたので房楊枝(総楊枝ふさようじ)と呼ばれました。庶民は平安時代末期に使用した記録が残っています。室町時代になると先端が尖った爪楊枝が登場します。歯間の食べかすを爪先で除去する代わりの楊枝なので爪楊枝と呼ばれるようになりました。クスノキ科のクロモジという樹木を材料にした和菓子を切り分ける先端がヘラになっている楊枝は黒文字です。虫歯になったり、歯周病になったりすると歯が抜けます。食事量が減るので栄養状態が低下します。楊枝は歯を長持ちさせる道具でした
12月28日(水)と29日(木)は定休日返上の年末特別営業をします
28日(水)はランチのみの営業。29日(木)は貸し切りです
No.1228
11月18日調理の野菜炒め
2073 days until the end of the first phase
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