子どもの昼食
戦争直後の日本社会は食べるものが大きく不足しました。徐々に再開された学校では昼食時に食べるものがない子どもたちがあふれます。大都市から始まった給食は有償だったので金持ちの子どもしか口にできませんでした。連合軍が占領してから9年後の1954年に学校給食法が成立し、やっとすべての子どもたちが給食を食べられるようになりました。しかし無償にはならなかったので給食費を払えない家庭も多くいました。アメリカで余った小麦を日本政府が買い取り給食に使われました。乳製品精製過程で残る脱脂粉乳も輸入されました。パン、ミルク、煮物などのおかずという組み合わせの献立が長く続きました。たまに出るぜいたくな揚物はクジラ肉でした
12月15日(木)は定休日
No.1215
11月7日調理の麻婆野菜
2086 days until the end of the first phase
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