質素倹約の推奨

華美な貴族文化を否定した武家政権。鎌倉時代は暮らしの隅々まで質素倹約が浸透します。それまでの仏教に不満を覚えた僧侶たちが中国で禅宗を学び鎌倉に伝えました。その時に料理技術とともに肉食を断つ精進料理も伝えます。植物油や味噌を小麦粉や大豆に合わせて動物性食材に近づける工夫が始まりました。鎌倉市の遺跡からは当時の食生活を知る魚介類の骨などがたくさん出土しています。サメ、タイ、イシダイ、クロダイ、スズキ、ボラ、マグロ、カジキ、ブリ、カツオ。イルカやクジラが浜に打ち上げられて民衆が肉を買い求め、あぶったり油を採ったりして鎌倉じゅうに異臭が漂ったそうです。包丁が出土していないので切裁には小刀を使ったと思われます

11月21日(月)のランチは残り6席で通常営業です

No.1191

10月8日提供の海老炒飯(コース料理用)

2110 days until the end of the first phase

佐々木食堂

食の安全と 安心を通して 健康寿命を 伸ばしましょう

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