米食は高い地位の象徴
794年に平安京が作られてからの約400年間を平安時代と区分しています。貴族文化が花開いた時代です。社会的格差が大きくなり、身分によって食事が異なることがはっきりします。農業技術が発達しなかったので稲作が普及せず、米は貴族が食べる珍しい食べ物でした。肉食が禁止されたので貴族は魚介類でタンパク質を補い、わずかな米を食べました。多くの貴族がビタミンB1不足による脚気で亡くなりました。武士や民衆は粟や稗、魚介類以外の動物の肉も食べたので貴族よりも健康的な食生活でした。午前10時からお昼にかけて、午後4時から日暮れにかけての2回が食事のタイミングでした。平安京は海から遠かったので各地から運ばれてくる魚や動物を乾燥させる技術が発達しました
11月20日(日)は都合により臨時休業させていただきます
No.1190
10月8日提供の麻婆野菜(コース料理用)
2111 days until the end of the first phase
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