食料生産革命
おもに狩猟と採集が食料の中心だった旧石器時代を生きた人類は15万年という長い時間をかけて少しずつ、世界各地で食料の調達を進化させていったと考えます。8000年前には中国の黄河流域で大豆の栽培、犬や豚の家畜化が始まりました。9000年前にはインダス川流域で小麦や大麦の栽培と山羊や牛の牧畜が始まりました。同じころアフリカではヤムイモ、キャッサバの栽培と牛の家畜化が始まり、西アジアから小麦や大麦の栽培が伝わりました。さらに同じころアメリカではジャガイモやトウモロコシの栽培が始まりました。農耕が始まり、人類は定住型の暮らしへ移行し、生産技術も発達し食糧供給が安定するようになりました。考古学ではこれらの変化を食料生産革命と呼びます
No.1181
10月7日提供の肉野菜炒め(コース料理用)
2120 days until the end of the first phase
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