霎時施
七十二候はきょうから53番目の霎時施(こさめときどきふる)が始まります。ここで言うこさめは晴れていた空に急に雨雲が広がりパラパラと通り雨のように降る雨のことです。不意に訪れる雨を時雨(しぐれ)と呼びます。日本語には時雨を使った不意に訪れたり、しきりに続いたりする言葉があります。木の葉時雨、蝉時雨、空の時雨(涙)。生姜を入れた佃煮を時雨煮(しぐれに)と言います。いろいろな風味が口の中を通り過ぎる様子を時雨に見立てています
No.1167
10月2日撮影の空芯菜
2134 days until the end of the first phase
0コメント