産業としての飲食業界

外食と中食(持ち帰り)を提供する飲食業界はコロナの影響で大きな影響を受けています。2020年度集計で市場規模は4.9兆円(50位)。成長率は-4.1%(142位)。利益率は-16.2%(179位)。平均年収は494万円(169位)。カッコ内は上場企業190業界中の順位なので全体的に高めの数字です。超過勤務、サービス残業、人員不足による過重労働に比べて年収が低いのでとてもブラックな業界です。それでも成長を遂げてきたのは売り上げが大きかったからです。それがコロナ感染の影響で売り上げが落ち込み主要企業は多くの外食店を閉鎖しました。売り上げが大きくても従業員への給与が低い体質は変わらず、現在は深刻な人材不足に陥りました。1970年代以降、外食も中食も政府の資本自由化によって外資系企業が上陸し一気に広がった業態です。それまでの個人経営の店が太刀打ちできない「早い・安い・美味しい」を前面に掲げました。食堂では店頭に「待ち時間長い・うす味」のポップをあえて掲げて対抗しています

No.1107

8月8日。畑で育てた野菜を必要なだけ収穫し調理で完全に使うことを心がけています

2197 days until the end of the first phase

佐々木食堂

食の安全と 安心を通して 健康寿命を 伸ばしましょう

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