コンセプト
専門学校でオーナーマスターを目指す学生のための専門講座を受講しました。飲食店の開店をサポートする企業の方が来られて個々の学生に開店へのノウハウと開店後の運営について細かく教えてくれました。その中でつねに重要視されていたのが「店のコンセプト」でした。何のためにこの店があるのか?お客様に何を提供しようとするのか?私は3ヶ月ぐらい講師の方と個別シートの往復を通して食堂のコンセプトを作り上げました。「あなたがどんな料理を作りたいかは後で考えましょう。店の立地から見えてくるお客様のニーズ、年齢層、経済性をよく調べて、共感していただけるコンセプトを築き上げることが最優先です。学校が休みの日に立地予定地周辺をよく歩き、コンセプトを練り上げてください」。店の裏山を登ると遠くに観音様と大船の町が見えます。にぎやかな大船の町は月の家賃が100万円の物件もあります。食堂は大船と違う住宅地に開店しました。かなり古くからある住宅地です。若い方々が独立し、親世代の高齢の方々が残るエリア。介護や健康がキーワードになると判断し、健康寿命を伸ばすための食堂というコンセプトにたどり着きました。講師の方が「コンセプトが明確な店は不景気の波が押し寄せてもぶれません」とおっしゃったこと。開店後のコロナ自粛で売り上げが伸びない日が続きますが、確かに焦ることもなくしぶとく野菜を作りレシピを研究しています
5月31日(火)はランチのみの営業です
No.1019
5月7日。裏山から撮影した大船の町。開店前にこの景色を眺めながらコンセプトを考えました
2284 days until the end of the first phase
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