血糖値スパイクを防ぐ

血液中のブドウ糖の割合が血糖値です。糖は生命の維持に必要な栄養素です。食べ物によって血液中に取り込まれ、すい臓から分泌されたインスリンによって体全体の細胞へ届けられます。余った糖はインスリンによってグリコーゲンに変換され筋肉や肝臓に貯蔵されます。空腹時に糖が減るとすい臓からグルカゴンが分泌され貯蔵されていたグリコーゲンを糖へ変換して血糖値を上げます。血液中の糖が急激に増えたり減ったりを繰り返すと血管がもろくなります。一日の食事が二食だったり、空腹後にいきなりたくさん食べたりすると血糖値が大きく増減します。これを血糖値スパイクと呼びます。血糖値スパイクは血管をもろくします。血糖値の高い状態が続く高血糖は糖尿病のリスクを高めます。三食を定時に食べることで血糖値はコントロールできます。いきなり糖の多い食材を食べずに野菜や魚肉を最初に口に含み、後からご飯や麺などの炭水化物を食べると血糖値はゆっくり上昇します。よく噛んで食べると口に含んだ食べ物がなかなか胃に行かないので満腹中枢が刺激され食べすぎを防ぐことができます。食堂のランチタイムを11:00から14:00(13:30調理終了)に設定しているのは昼食をこの時間帯に提供してお客様の血糖値コントロールに寄与したいからです

No.1017

5月3日調理の蒸し餃子(2人前)

2286 days until the end of the first phase

佐々木食堂

食の安全と 安心を通して 健康寿命を 伸ばしましょう

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