乱獲、開発、温暖化
ことしは今日から七十二候20番目の「鴻雁北(こうがんかえる)」が始まります。冬の間、日本で繁殖して子育てをするガン(カリ)が北へ帰っていく頃という意味です。明治時代までは多くのガンが多くの空で見られたそうです。現在ではほとんどが宮城県の伊豆沼周辺に限られました。羽毛目的の乱獲と宅地開発で激減しました。人が100m近づくと逃げ出すほど警戒心が強いので、一度危険を感じた場所には戻りません。近年では地球温暖化の影響で越冬期間が短くなっています。また中継地でそのまま越冬するガンも増えたそうです。夜間の水温が0度以下になると生きていけないガン。短い夏の間に植物が目覚め、昆虫がたくさん産まれる北国は子育てに向いているのでしょう。ツバメが来るとガンが帰るという季節の言葉は昔の様子を表すようになってしまいました
4月10日(日)のランチは残り3席、17時以降はご予約のお客様のみのご利用です
No.969
3月28日調理の炒飯
2335 days until the end of the first phase
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