蟄虫坏戸

一年を24に分けた二十四節季。さらに二十四節季を3つに分けた七十二候。日本の風土にあった暦を多くの人々は暮らしの中で役立ててきました。現在の二十四節季は秋分。今日はその次候(2番目の七十二候)の蟄虫坏戸(ちっちゅうこをはいす)。寒さを覚えた虫たちが地中に姿を隠す頃という意味です。最高気温はまだ25度を超える日もありますが最低気温は20度以下の日も増えました。早朝の畑に行くとひんやりとするようになりました。蝶の幼虫はさなぎになり、テントウムシやクワガタの成虫は木の根元や土の中にもぐって春を待ち始めます。春の二十四節季である啓蟄の初候(1番目の七十二候)は蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)と対になっています

No.778

9月25日の山崎農園。気温が下がると野菜の生長はゆっくりになります

佐々木食堂

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