塩分

血液中には一定の塩分が含まれています。食事などで過度の塩分を摂取すると体は塩分濃度を下げようとして水分を欲します。辛い食事の後に喉が渇く現象です。これにより血液量が増え血管に強い圧力がかかり高血圧になります。高血圧になると血管は壁を厚くして圧力に耐えようとします。動脈硬化の始まりです。塩分は生命の維持に必要ですがWHOの基準では成人で1日に5gまで、厚労省の基準では男性が7.5g、女性が6.5gまでに抑えることが望ましいと発表しています。平成30年度国内の一日平均摂取量は男性が11g、女性が9.3gとオーバーしています。出汁を上手に使うことで塩分は抑えられます。醤油には高い塩分が含まれているので味のついた料理にさらに醤油をつけるのは危険です。大さじ一杯の醤油で約2.7gも塩分が含まれています。刺身や餃子などを食べる時は醤油は最小限にして食材の旨味を感じましょう

9月3日(金)のランチは休み、17時以降は貸し切りです

No.753

8月17日調理の塩ラーメン。スープには計量して3gのピンクソルトを使用しています。

佐々木食堂

食の安全と 安心を通して 健康寿命を 伸ばしましょう

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