日本人が発見しました
うま味成分は100年前に日本の研究者が発見しました。それまでは味覚は4つありました。塩味、甘味、酸味、苦味です。1908年に東京帝国大学の池田菊苗博士が昆布からグルタミン酸を抽出しうま味と名付けました。その後、1913年に池田博士の弟子の小玉新太郎が鰹節からイノシン酸を発見しました。1957年、ヤマサ醤油に勤めていた國中明によって干ししいたけからグアニル酸を発見しました。この3つは三大うま味成分と呼ばれています。5つ目の味覚であるうま味は1985年に国際シンポジウムに世界へ発信され、英語では「umami」として共通言語になっています。うま味は合わせると足し算ではなく、それ以上のうま味を出す相乗効果が確認されています。食堂のスープは昆布と鰹節から出汁をひいています。うま味たっぷりなのでラーメンでも残すともったいないですよ。塩分を減らしてスープを飲んでも大丈夫なように調整しています
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