孤食から共食へ

1980年。農水省の統計では65歳以上の高齢者は男性が全人口の11.2%、女性が4.3%でした。それが2015年では男性が21.1%、女性が13.3%に増加しました。わずか35年で男性が2倍、女性は3倍以上も増加しました。高齢者の増加に加えて、単独者、ひとり親世帯、夫婦のみ世帯も増加しています。これにより、一日のすべての食事を毎日一人で食べる、もしくは週に4,5日一人で食べるひとの割合は2011年が10.2%だったのに対して、2017年には15.3%に増加しました。一人で食べたくないが食事の時間や場所が合わないため、いっしょに食べるひとがいないためという理由が多くなっています。このような食事形態を孤食(こしょく)と呼びます。誰かとともに食事をする共食のひとは、ファストフードの利用が少ない、果物・野菜など健康的な食品を多く食べる傾向が見られます。食堂にお一人で来られたお客様にはなるべく声をかけています。また少しずつ多くの種類の食材を使うようにしています

佐々木食堂

食の安全と 安心を通して 健康寿命を 伸ばしましょう

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