薬味
料理に少量添える香味野菜や香辛料を薬味と言います。風味を増したり、味を引き締めたりする役割があります。古くは中国の古書「神農本草経」のなかに五味の記述があり、これを総称して薬味と呼びました。甘味・苦味・酸味・辛味・塩味、それぞれに効能があり、体質に合わせた使い方が記されています。日本では江戸時代からうどんに胡椒や大葉を添えたことが薬味の始まりと言われています。ネギは肉や魚の臭みを抜き風邪の予防効果があります。ショウガも消臭効果があり血行を促進します。ニンニクは疲労回復に役立ちます。蒸し鶏と油淋鶏にはネギ、生姜、ニンニクのみじん切りを薬味として使っています
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