サラダ
古代ギリシャ(今から5000年前から2000年前にかけて)では野草をつんで塩をふった料理がありました。これを「herba salata」(塩をふったハーブ)と呼びました。塩を意味したsalが現在のサラダの語源と言われています。古代ローマ時代になると様々なサラダ調理法が確立しました。生野菜だけでなく茹で野菜も使われるようになりました。日本社会ではつい最近まで野菜は加熱して食べていました。明治時代になり欧米の食習慣の紹介でサラダが入ってきましたが、一般家庭に広がったのは戦後(今から65年前)になってからです。ちなみに生野菜を食べた始まりはとんかつに添えたキャベツの千切りだったそうです。生野菜はつねに食中毒の危険と背中合わせなので、食堂ではとても気を使っています
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