彼岸
二十四節季と五節句以外の特別な歴日の一つが彼岸です。春分の日と秋分の日の前後3日間のことです。仏教では悟りの世界が彼岸(ひがん・あの世)で、煩悩の世界が此岸(こがん・この世)です。此岸は東にあり、彼岸は西にあると考え、太陽が真東から昇り真西に沈む春分と秋分の日は、もっとも彼岸と此岸が近くなる時期として先祖供養が営まれてきました。ちなみに牡丹が咲く春にはぼたもち、萩が咲く秋にはおはぎ。この二つは同じものです小豆の収穫期の秋には皮のまま使うつぶあん、固くなった皮を除去する春にはこしあんが使われています。ことしは明日19日が彼岸の入りです
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