蟋蟀在戸51/72
きょうから七十二候は51番目の蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)が始まります。夕刻に虫の音が響くようになりました。虫の音に季節感を覚えるのは世界中で一部のポリネシア人と日本人だけです。これは虫の音を左脳で処理するからです。日本語話者は虫の音に意味を認識しています。欧米人は右脳で処理するのでただの雑音と認識しています。日本では文学や芸術に虫の音が頻繁に登場します。リーンリーン、チンチロリンなど擬態語がとても多いのは、自然界の音を声としてとらえる文化がある証拠です。幼い頃から「虫が鳴いている」と教えられるのも左脳が処理するきっかけになっています。蟋蟀、鳴く虫全般をキリギリスと呼んでいたので、コオロギなど鳴く虫全体をさしています
10月18日(土)の食堂は終日貸し切りのご利用です
No.2153
1058 days until the end of the first phase
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