腐草為蛍26/72
きょうから七十二候は26番目の腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)が始まります。雑節ではことしはきょうが入梅。近くの鎌倉市中央公園ではすでに蛍の舞いが見られます。腐った竹の根や草の根が重なり蒸れて蛍になると考えられていました。光を点滅しながら田植えの済んだ夜にゆっくり宙を舞う蛍。その神秘性は自然物の変化のかたちととらえたのですね。蛍はこの時期に成虫になり交尾して卵を産みます。成虫期間は2週間から3週間。死を迎えます。卵が孵化するのに2週間。幼虫は水中で成長し、カワニナを食べます。冬眠して春を迎えサナギになります。サナギは土中で2週間過ごしますがこの時すでに発光しています
6月11日(水)は定休日です
No.2124
1177 days until the end of the first phase
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