小満8/24
きょうから二十四節気は8番目の小満(しょうまん)が始まります。植物が少しずつ成長をはじめまだ最盛期にはなっていない時期という意味です。気温が高くなり、日照時間も長くなります。麦の穂が実り収穫期を迎えます。麦秋(ばくしゅう)は初夏の季語です。七十二候は22番目の蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)が始まります。古くから養蚕は全国で行われていました。呉服の糸として蚕は貴重な生き物でした。徳川幕藩体制が崩壊し薩長武力連合が政権を奪った19世紀後半、貿易で外貨を稼ぐ必要が生じます。その時に高品質なジャパンシルクは輸出品の主力製品になり、世界シェアの60%にまで達しました。西伊豆の松崎町は日本で一年で一番最初に絹が生産されたので、その年の絹の質を見極める商人たちがとても注目しました
5月21日(水)は定休日です
No.2103
1198 days until the end of the first phase
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