栄養を吸収する

人は体内で合成できる栄養素が少ないので食事から取り入れる必要があります。口にした食材はそのまま栄養素にはなりません。コラーゲンドリンク、プロテインなどを摂取しても、そのまま体の材料にはなりません。たとえば豚肉を食べた時、人の体は異物としてとらえます。それを人の体に取り入れても問題がないぐらい細かく分解し、吸収しやすい状態にするのが消化です。消化には2つの方法があります。咀嚼(そしゃく:かむこと)や蠕動(ぜんどう:筋肉を収縮させる)運動によって食材を物理的に小さくする物理的消化、酵素によって液状にしたり粥状にしたりする化学的消化です。口から肛門までの食べ物の通り道が消化管です。口、のど、食道、胃、小腸、大腸、肛門までの消化管は体を貫通しています。消化管の内側は「体の外側」という位置づけです。ちくわの真ん中の穴と同じです。ここにある上皮細胞から吸収可能になった食材から栄養素が体内に取り込まれます

No.1814

7月6日調理の海老野菜炒め

1487 days until the end of the first phase

佐々木食堂

食の安全と 安心を通して 健康寿命を 伸ばしましょう

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