ソースヒストリー2 リー&ペリン

日本では現在、代表的なソースはウスターソース類、トマトソース類、マヨネーズ・ドレッシング類、パスタソース類、中華ソース類、たれ類をあげることができます。とりわけ一般的にはブラウン系のウスターソース類をソースと呼びます。これは19世紀後半に欧米との通商を開始した当初から伝来した洋風調味料だったからだと思われます。ウスターソースはイギリスのウスターシャー州の州都ウスターで初めて作られました。まだ冷蔵庫のない時代、余った野菜や果物を有効に使うため胡椒や唐辛子などの香辛料をふりかけ塩と酢を加えて長期保存したら野菜や果物が自然に溶けていたのが始まりと言われています。1850年ごろ、支配していたインドから帰国した総督が現地のソースの調合法を持ち帰ります。この試作を化学者のジョン・リーとウイリアム・ペリンスに依頼。新しいタイプのソースが好評を博し「ウスターソース」の名前で製造と販売を始めました。現在まで続く「リー&ペリン社」の起源です

6月27日(木)は定休日です

No.1775

5月24日の定食用小鉢。キタアカリも登場

1526 days until the end of the first phase

佐々木食堂

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