塩物語8 塩の日
1月11日は塩の日です。戦国時代、甲斐の国を治めていた武田信玄。相模の国を治めていた今川氏との同盟を破棄して東海方面へ進出します。それに対して今川氏は駿河の国を治めていた北条氏と手を組み甲斐の国に塩が入らないように画策しました。海がない甲斐の国では塩が無くなり人々の暮らしが困窮します。これを知った越後の国の上杉謙信は、長い間敵対関係にあったにもかかわらず、塩の流通だけは続けました。この時、信玄の領地だった松本城(信州)に謙信から塩が届いたのが1月11日でした。そのため現在は塩の日に制定され、新潟県糸魚川から長野県松本への千国(ちくに)街道は塩の道と呼ばれています。この逸話から「敵に塩を送る」という諺が誕生。しかし、謙信が塩を贈ったのか、塩の買い付けを禁止しなかったのかは不明です
No.1715
3月15日調理のエビチリ弁当
1586 days until the end of the first phase
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