O157事故

腸管出血性大腸菌O(オウ)157。静岡県西伊豆町の特養ホームで食中毒が発生、残念なことに11月11日と15日に2人の方が亡くなりました。施設の調理場で作られた給食を食べて入所者と職員が感染、下痢と血便の症状が発生。3日の昼食が原因とされています。6日から患者が発生し始めたとのこと。集団調理(多くの人に同じ食事を提供する調理)場では提供した料理のサンプルを一週間冷蔵保存することが義務付けられています。保健所がサンプルを回収し細菌やウイルスの培養実験で中毒源が特定されたのでしょう。学校、病院、福祉施設などの食事は専門業者へのアウトソーシング(外注)が一般的になっています。今回の施設でも給食調理は名古屋に本店のある業界では大手の会社が請け負っていました。全国で800か所以上も契約しているそうです。過去には3回の食中毒を発生させています。あまりにも規模が大きくなれば、個々の調理施設への衛生管理の徹底がおろそかになってしまう危険性を感じる事故です

No.1552


10月7日コース料理「肉野菜炒め」

1749 days until the end of the first phase

佐々木食堂

食の安全と 安心を通して 健康寿命を 伸ばしましょう

0コメント

  • 1000 / 1000