水産業

島国の日本では古くから海の幸を得て人々は体を育て命を長らえてきました。世界遺産に認定された和食では多くの水産物が登場します。世界でも珍しい生の状態で食べる刺身は魚介類の新鮮さと衛生管理の高い質が支えています。しかし現在の日本の水産業は衰退産業に陥っています。農水省によると1984年の生産量1282万トンをピークにして2018年には3分の1の442万トンまで減少しました。1988年に約39万人だった従事者は2018年には半数以下の約15万人まで減っています。65歳以上が4割を占め、個人経営では後継者がいるのは2割以下です。魚がいなくなるのが先か、漁師がいなくなるのが先かと言われるほど危ぶまれています。世界全体では海産物の生産量は増え続けています。資源が枯渇しないように国が徹底的に管理した養殖システムを導入したノルウエーでは大学卒業者が次々と漁師や船関係の仕事に就いています

4月9日(日)は通常営業です。昼は残り6席です

No.1330

3月15日に発芽した小松菜。小雀農園にて

1971 days until the end of the first phase

佐々木食堂

食の安全と 安心を通して 健康寿命を 伸ばしましょう

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