土器から鉄器へ
幕府が鎌倉から京都の室町へ移ってからは貴族文化の影響を受けて武士のおもてなし料理が華やかになります。奇数の膳に料理を並べる本膳料理が登場します。15世紀の調理法で現在につながる大きな特徴は米です。それまでは土器に米と水を入れて蒸しあげて干す強飯(こわいい)が一般的でした。大陸から鉄器が伝わり、貴族階級では鉄器に水と米を入れて茹でる湯取り方によって湯を濾した後に残る柔らかい姫飯(ひめいい)を食べ始めます。土器に長時間火をあてると割れてしまうので鉄器が必要でした。鉄器は高価だったので庶民が日常的に使うようになるのは室町時代の後半になってからです
11月24日(木)は定休日
No.1194
10月9日調理のテイクアウト「エビチリ」
2107 days until the end of the first phase
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