蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)

きょうから七十二候は蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)が始まります。キリギリスが戸の辺りで鳴く季節になったという意味です。平安時代から江戸時代まではコオロギのことをキリギリスと呼んでいました。キリギリスはハタオリという別名がありました。紀元前12世紀から6世紀という大昔に中国最古の詩集「詩経」が編纂され、そのなかに蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)が登場しています。7月は野に、8月は軒下に、9月は戸口に、10月は床の中にコオロギは温かい所を求めて移動することが記されているそうです。秋の終わりに聴こえてくる虫の音。命の灯が消えてゆく手前のはかない音色に昔の人たちは心ひかれたのかもしれません

10月18日(火)はランチのみの営業です

No.1157

9月25日調理の肉野菜炒め

2144 days until the end of the first phase

佐々木食堂

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