二百十日
ことしはきょうが雑節の二百十日(にひゃくとおか)です。立春から数えて二百十日目。田の稲が色づいて米が太り始める時期です。1873年の地租改正まで米が日本社会の経済を支えました。生産者が治める米がひとの体と暮らしを左右したのです。そのため米の生産に直結する季節の移ろいに人々は敏感でした。米の実りを予感する二百十日は野分(台風)が訪れる時期でもありました。手間もひとも時間もかけて育ててきた米を野分から守る準備と覚悟を二百十日が示したのかもしれません。風を鎮める「おわら風の盆」が富山で開催されます。2022年の二百十日は沖縄地方に台風11号が接近し、東北から北海道へかけて前線が停滞しています。安全で安心な暮らしが守られるよう願います
おかげさまで食堂は本日4年目を迎えました。9月1日(木)は定休日
No.1112
8月15日撮影の空芯菜
2192 days until the end of the first phase
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