土旺用事(どおうようじ)
中国の陰陽五行説に基づく季節の移り変わりが土旺用事、すなわち土用です。四季の境目に土用が設定されています。ことしの夏の土用は7月20日から8月6日までです。立秋前の18日から19日間です。季節が夏から秋へと変わる時期になりました。江戸時代までは日にちや時刻、方角に十二支が割り当てられていました。土用期間の丑(うし)の日。夏土用は暑さが増して体調を崩しやすい時期でした。そのため夏バテ解消や疲労回復のために柿の葉風呂に入ったり、お灸をしたりしていました。秋から冬にかけて脂が乗っておいしくなるウナギは夏には売れませんでした。鰻屋が平賀源内の指示で土用の丑の日にウナギを売りに出すようにしたところ大ヒットしたそうです。「う」のつくものを丑の日に食べると体にいいとされていたからです
7月21日(木)は定休日
No.1070
6月23日撮影のつるなしインゲン「サクサク王子」。土用期間は土公神(どくじん)が司るので土に関する作業や行事は避ける風習があります。建築現場では現在でも基礎工事を避けるそうです
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